6/23 ドル調達コストはどこまで下がる?
今日も今日とて東京時間序盤は極めて強いドル出しニーズを確認。
2日連続で仲値近辺にパワフルに右に寄せる力あり。
最近はロンドン入り(16時頃)よりも、
東京仲値にかけての3Mのドル出しイントがかなり強い印象。
企業サイドからの動きも少なく、ヘッジ外しとは思えないし…
グローバルブックの外銀が海外市場で集中する預金をSWAP市場で吐き出す場なのか?
確かに、1ヵ月ドルデポ金利0.1%台で調達した(させられた?)USDを、
為替SWAP USDJPY1M▲3.0銭≒0,2%台前半で運用できたら数bp確保できる?
この点から考えると、アビトラ勢にとってNY明けの東京序盤は、
流動性の観点からも、ドル出しの絶好の場となり得るのかと…
リバースレポファシリティの利用残高はFOMC後急激に上昇しており、
5bpの付利を求めて運用を行うMMFは多く、
この利用残高が増え続ける間は、低利環境とドル出しニーズは細ることはないか。
対して、
1Yといった長期ゾーンは2営業日連続で右に戻すが、
ようやく月曜日の半値を回復した程度。
先物市場で来年1回利上げは織り込み済みだが、
FED高官発言に振らされる展開が続きそう。
いずれにせよ、4~5月のレベルを回復するのは困難か。
ただ、そろそろ6月末の調達コストもプレミアム剥落し始めそうだし、
主戦場の短期ゾーンは、明日も朝からUSDヘッジコストは低下傾向か…
NY前から急にドル調達コスト上がり始めたけどなぜ?
露vs英の小競り合いによるリスクオフのドル取り?
(米株下がってないから関係ないか、よく分からん)