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7/13 リスクオン相場続くか?

リスクオンに回帰した月曜日。米株はそろって最高値更新し、日経平均は600円超高とリスクオフが急速に巻き戻された。

 

火曜日の東京時間も日経平均は続伸。リスクオン相場続くか?と思いきや、最初のインパクトが徐々に剥落し、プラス圏での推移だが頭の重い印象。明確なリスクオンになりきらない時点で、ドル円フォワードの戻りも限定的か?と思ったら、まさにその通りとなる。

 

序盤こそ、▲0.1銭を割った水準で出会いを付けたTNに連れて、1~3Mはドル出しの方が優勢に。リスクオフの反転からBASISの修正が見られる前提で、手前でかなりのショートポジションを構築するも、午後以降はピタリと値動きを止めた。

 

なぜ?と思うプライスアクションだったが、午後に▲8.8銭で3MがTAKENされた際は、いかにも月半ばのoffer探しの地合いを想像しやすかったが、OPEN対比0.1銭右の水準以降はbid勢もタッチせず…やはりTNが▲0.09銭/日で取引されている時点で、BASISの剥落は後ずれするか。

 

その後のロンドン時間では短期の左への戻しが見られるが、ほとんど値幅は出ず、bid勢もoffer勢もあまり勢いがない。その後は、予想比で強い米CPIを受けて金利が上昇に転じると、長期タームは一気に左に吹き飛ぶ。ただし、年内タームはほぼ変動見られず、結局小幅な右推移が2日続くこととなった。

 

今月中にTGAを300億ドル超吐き出す必要があるが、そのフローは一体どのように来るのか…明日以降の本格右推移を期待したくなる。